この桜の木を心の支え、拠点としたい。桜が大樹となって自由と平等の花が咲き、
日本の排他的差別がなくなることを願う。 (高瀬重二郎)
<解説>
人権桜と名付けられたこの桜は、2005年11月15日に故高瀬重二郎氏(福井県高浜町出身・全国ハンセン病療養所入所者協議会元会長・岡山県瀬戸内の国立療養所「長島愛生園」元会長)が古里・若狭の高校生との交流の象徴として若狭東高校の校庭に植樹。
同校の講演会での生徒の真剣なまなざしで聞く姿とやさしさに触れた高瀬氏が、自身の好きな、しだれ桜に望郷の思いを込めた。
若狭東高放送部作品
長く交流、親交を深めているハンセン病回復者が入所する国立療養所 邑久光明園(岡山県瀬戸内市)の福井県出身者や同園自治会長を取材し、ハンセン病問題を通して優しい社会づくりを考える。
小浜市社協が保管している過去の記録・資料を公開しています。